榎本俊二

一般に不条理ギャグと呼ばれるが、その類の他の作家とはパワー、センス、画力すべてにおいて比較にならない。
ラジヲがよくやるパロディを一切やらず、自分だけの奇想天外なアホ世界をぶつけてくる。

　

ゴールデンラッキー
表紙

雑誌モーニングに連載していた４コママンガ。

想像もできない展開をするので全く記憶に残らない。だから何度でも読み返せる！

この人の作品が分からない人はある読み方をオススメする。まずタイトルをとばして４コマを読み、その後にタイトルを読む。
　
どうですか、これで面白さ倍増。タイトルが５コマ目の役割をしているのがわかるでしょ。

２巻の中盤から榎本ワールドはどんどん加速していく！！自分の世界を持っている人は強いね。

 講談社ワイドＫＣモーニング 「ゴールデンラッキー」（全１０巻） 

　

　

反逆ののろし
表紙

作者がいろんな雑誌で描いたものを集めた作品集。
 

彼のギャグを受け付けない人に読んで欲しい。タダのパワーアホ作家じゃない事が解るだろう。

表題作「反逆ののろし」は作者の画力、発想力共に圧倒される。

テンポがよく徹底的に無駄を省いたコマ割り、空間をうまく利用した笑い。

「笑い」の中に「うまさ」を感じる。

双葉社アクションコミックス「反逆ののろし」

　

　

　

　

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