砂川しげひさ

時代劇ナンセンス。いろいろなパターンがあるため読者を飽きさせない。

おそらく、セリフなしの回なら外国人が読んでも、意味が分かるのではないだろうか。万国共通の言葉がここにある。

又、砂川漫画は絵がいい。

どんな描き方をしていても、そこにどんな行動があるのかがわかる。構図も大胆でかっこいい。

奇想天外社文庫「寄らば斬るド」
実業之日本社ホリデーコミックス「寄らば斬るド」

毎回２ページのギャングもののナンセンス。ギャングのかわいらしさは必見。

本当に自由で形にとらわれない描き方。キャラの表情、動き、見てるだけで楽しくなる。

そして擬音が面白くかわいく、ナンセンス。

鉄砲の音は「バキンバキン」でタマが当たればその音は「ビシッ」。ジジイが動けば「ヨレヨレ」。

聞こえてきます。笑えます。

奇想天外社文庫「テンプラギャング」