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ツイステッド
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バイク事故があった。ロックンローラーっぽい男のバイクといじめられっこの小学生。小学生は命を取り留め、男は死んだ。しかし、その時から男と小学生は...。ちばてつや賞優秀新人賞受賞作品。 一作しか読んでないくせに、絶対「高木りゅうぞう」という人は漫画の世界の歴史に残る人になると確信していて、そのうち単行本も出て、本屋に行けば目に留まるだろう。今からチェックする必要も無いと思っていた。以前、江口寿史責任編集の雑誌「COMIC CUE」の、「COMIC CUE vol.2 COVERCOLLECTION」で、よしもとよしともがこの作品をカバーしていた。「おっ」と思って原作の解説の所を読んだら、９３年バリ島で高木りゅうぞうは死亡したと書いてあった。非常に残念だった。 俺が「ツイステッド」を読んだ本は講談社の賞を取った作品を集めた「ヤングマガジン増刊」で、その中で俺がいいなと思ったのは「行け！稲中卓球部（古谷実）」と「亀ちゃんにイチコロ（新保圭子）」「大沼平蔵の恋（町田慶一郎）」、そして「ツイステッド」だった。 この本には、それぞれ作者の自己ＰＲページがある。この人のPRは他の人に比べて非常にシンプルで、何のねらいもなく、字ばっかりで、たぶんボールペンで書いてあったと思う。 そんなところにも個性が見えただけに、他にどんな物を描くか知りたい人だった。 講談社ヤングマガジン増刊「ヤンヤの特大黒豚ルーキー号」（’９２）に収録
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