筒井康隆

月刊漫画ガロ1975年5月号に掲載。著者の同名小説を漫画化。

予知能力を持つ富豪と、読心術を持つ甥の対決。

ああいいなあ、、ナンセンスなオチ。

原作がいいのはもちろんだが、この人は絵もうまい。

この「筒井康隆全漫画」という本には筒井のブラックなヒトコマ漫画も収録。

（「暗黒世界のオデッセイ」というエッセイ集に、この「筒井康隆全漫画」と同内容の漫画集が同時収録されている。たぶんこちらの方が手にいれやすいでしょう。ただし、晶文社版は未収録作品が多い。）

奇想天外社文庫「筒井康隆全漫画」（全1巻）収録

新潮文庫「暗黒世界のオデッセイ」（コラムやエッセイと併録）
晶文社「暗黒世界のオデッセイ」（コラムやエッセイと併録　(注)未収録作品あり）

著者の同名小説を漫画化。ある日主人公が家に帰ると警官が自分の妻を犯していた、、、。

僕は先に原作を読んだ。この小説のおもしろさをマリーに話したら「蛭子さんの漫画みたいやなあ。」

その数ヶ月後「筒井漫画読本」と言う筒井の小説をコミック化した本で、本当に蛭子さんがカバーしていた。

その数ヶ月後「筒井康隆全漫画」という本の中で、筒井本人がとっくの昔に漫画化しているのを発見した。

とにかくすごい話なのです。原作の小説は「笑うな」という短編集に収録。

奇想天外社文庫「筒井康隆全漫画」（全1巻）収録

晶文社「暗黒世界のオデッセイ」（コラムやエッセイと併録）
新潮文庫「暗黒世界のオデッセイ」（コラムやエッセイと併録）